共同施設利用
共同施設の設置及び維持管理、共同宣伝事業
副理事長として、今後、理事長の主旨に基づいて事業を行い理事長の補佐的立場と組合員との調整役の役割を果たしたいと思います。
担当はデータベース、ベンチャー事業、資金の3委員会です。ベンチャー事業の中の共同施設の設置及び維持・管理に関する事業と共同宣伝事業について述べます。
昨今、マスメディア、流通、交通がめまぐるしく発展している中、立川を中心とした多摩地域の商業活動をみると、ややもすると三鷹、吉祥寺、新宿に消費者を取られる場合があります。その流れを立川を中心とした商圏に食い止めるには、消費者のニーズに応えるショッピングタウンの必要性を痛感しています。
そこで、TDRとして、各組合員のための新たなショッピングタウンを開発、設置し、そこに組合員が出店し、新たな商業活動を展開することにより、組合員の事業拡大及び経営の安定化寄与したいと思います。また、将来はTDRビルを建設し、計画中の各種学校、ブライダル事業、シルバー産業、健康産業、共同宣伝事業、求人・教育事業、各種イベント事業や組合員の福利厚生事業、その他、各組合員の会社が入居し、設備を共同利用して、情報の交換を図る目的の共同ビルにしていきたいと考えています。
また、カルチャーセンター、文化・商業活動の広場にもしたいと思います。
一方、共同宣伝事業としては、流通業では売り上げの3%前後が宣伝費といわれていますが、全体(組合)で行うことにより、経費の削減につながり、またスケールメリットを上げることができます。組合員の共同パンフレット(例:今回発行の”めざせ地域のトップ”のパンフ)の発行や共同求人による人材確保が容易にできると思います。
なぜTDRが生まれたのか、なぜTDRがここまで急速に発展し今後も伸びていくのかーーそれはTDRの目的が各企業の利益追求につながりからです。今後、事業展開にあたり、少しのメリットしか感じられない場合は、自社のみで行う。TDRの協力なくして設立できない事業にのみ、信用・各企業のノウハウ・情報を利用して成功させ、そして協同組合ティー・ディー・アールの収益に貢献してもらいたいと考えます。私達はTDR、組合員氏社の信用を傷つけないよう、真剣に事業に取り組んでまいります。多くの方々の温かいご批判を戴ければ幸いに存じます。今後ともよろしくご指導の程、お願い致します。